旅の特集-8

評論

周巍巍(ビジネス研究科 2年)

  今回は私と留学生3名、日本人学生3名にそれぞれ旅をテーマに記事を書いて頂いた。国籍を問わずに、執筆者の方々が共通する旅行に最も魅力を感じたのは下記のようにまとめてみた:
  1.   多忙な日常生活から開放され、大自然との触れ合いによる気分転換
      Faith Evansさんの韓国の旅では、韓国の有名観光地巡りや現地の美食を存分に楽しんでいた。
  2.   他地域、他国の言葉や文化、習慣を体験、いわば非日常体験、または異文化体験
  3.   上記の触れ合いによって、考えさせられたことや新たな発見
      篠原さんの場合、留学という明確な目的を持って旅行に臨んだので、韓国の兵役や現地の韓国人との出会いや付き合いを体験し、さらに日韓関係について、よくマスコミに報道されている偏った状況に一方的に信じるべきではなくと語った。
      Marcus Ekarnaさんや三石さんの記事では、異文化体験することによって、視野が広げたのは今までもなく、異文化を受け入れる姿勢ができ、物事の見方や考え方まで変えられた書かれていた。
  4.   旅行の同行者との楽しい出会い
      ソンヘリさんの記事では、家族旅行、私の記事では、妻とのハネムーン旅行の内容だった。韓国や中国の深い家族の絆を思わせる内容だった。
      大石さんの場合は、留学先に知り合ったブラジル人と同行し、ハンガリー旅のストーリだった。人にお金を騙されたにも関わらず、「よい経験を安く買った」だと旅行中の不愉快のハプニングを素直に認め、楽観視することによって、旅行をより一層楽しいものになった。

  記事を読み、自分の想像力を生かしながら、執筆者の方々の体験のシーンが頭の中に次々と浮かび上がってきて、執筆者の思いや感想にまったく同感を持った。旅行に行かなければ、そのような体験をしていなければ、このようなことができないだろう。よって、若いうちに、旅行を楽しむに留まらず、積極的に意識を持って、旅行先で見たことや体験から感じたこと考えたことを大事にし、将来何かに繋がるからだ。
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