国際インターンシップ

直田なぎささん:世界へ羽ばたく同志社大生


インタービュー 中林

中林沙也加(文学部3年)

直田さんは今年の3月から9月まで香港にアイセックの海外インターンシップに行っています。 なぜ休学してでもインターンシップに行くことを決心たのだろうか。 直撃インタービューをいたしました。聞き手(同志社大学文学部国文学科3回生 アイセック同志社大学委員会 教育プログラムリーダー中林 沙也加)

香港でインターンシップ中の直田、同志社の旗をもっている留学生の左
  直田さんは、大学生として外国人と接する中で、日本人は「夢を目標に変える力」が欠けているのではないかとおっしゃっていた。
多くの人は将来の夢を持っている。しかし、実際にそれをどうやったら実現できるのかを考え、実際に行動に起こす人は何人いるのだろうか。
直田さんは彼女の目標を達成する為にどうやったら実現できるのかを一生懸命考え、今実行に移している途中だと言う。後輩の私の眼にもそんな彼女の姿は眩しいほどに輝いている。

  私も日本の教育を変える、という自分の目標の実現に向けて努力して頑張ろうと、世界へ羽ばたく直田さんから勇気をもらった。皆さんも直田さんのように、一歩を踏み出してみてはいかがだろうか。

  「同志社大学インターンシッププログラム2007」によれば、同志社大学では、社会情勢の変化とともに、独創的な発想や自分で問題を発見・解決できる能力などを持った人材の育成に繋がる機会として、2001年度より、インターンシップ・プログラムを、全学部を対象として実施しています。
  2003年度には、正課科目「キャリア形成とインターンシップ」を設置し、インターンシップ・プログラムを単位修得が可能なプログラムとなりました。
  初年度(2001年度)には、キャリアセンター保有企業情報より約2000社へ受入を依頼し、34社へ53名の学生を派遣しました。正課科目として実施した初年度(2003年度)は、81社に134名を派遣、2006年度は123社に198名を派遣しています。

  文部科学省の調査によればインターンシップ実施状況(2006年度文部科学省調査:「文部 科学広報」2007年12月27日第97号))は次のとおり。

  今後の課題として次のように述べている。
  「1996年度からの調査の結果、インターンシップを実施する大学は着実に増加している。しかしながら、大学生全体の学生数の規模から考えると、授業科目として行うインターンシップは、必ずしも定着したとは言い難い。さらに、近年、産業連携による人材育成が求められる中で、インターンシップ等、産学協働による教育は、今後、益々重要なものとなってきている。文部科学省としては、今後とも、厚生労働省、経済産業省などの関係省庁等と連携を図りつつ、インターンシップの一層の推進を図ってまいりたい。」

  ちなみに本学のスタンフォード日本センター、AKP(Assopciated Kyoto Program,テュービンゲン大学日本語センターにインターンシップの昨年の様子を聞いてみた。スタンフォードは導入し、30名来日したうち、25名の学生が夏期インターンシップを行い AKP・テュービンゲンは導入していないが、プログラム終了後学生の判断で参加。

なお、さらに直田さんにアイセックについて聞きました。


中林:皆さんはアイセックという学生団体をご存知だろうか?
アイセックは世界100以上の国と地域、日本では24の大学に存在する海外インターンシップを運営する団体である。
現在ではただ単にインターンシップを運営するだけではなく、将来国際社会を舞台に活躍し世界にはびこる様々な問題を解決する人材を生み出すために学生たちの社会への問題意識、(例えば日中関係や貧困、環境問題など)に基づいたインターンシップを行ったり、より多くの人に社会問題について考える機会を発信したりしている。まさに、「世界を変えてやる!」という熱い希望に満ちた団体なのである。

同志社大学委員会も様々な熱い企画事業やインターンシップ事業を生かしたイベントなど興味深い活動を多々行っている。今回はアイセック同志社大学委員会の中でも特に世界に対して熱い思いを抱き、活発に活動してきたメンバーの一人にスポットライトをあてました。

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