世界の祭り

韓国ーどろ祭り

李 芸元(文学部 2年)

  2010年、「韓国の国民が一番行きたい祭り」のアンケートの1位に選ばれたマッド祭りについて紹介したいと思います。マッド祭りはボリョン市で行われています。ボリョン市はマッドが有名であります。そのため、マッドをテーマにした祭りが誕生するようになりました。
  マッド祭りは1998年の7月に始めて開催され、比較的に短い歴史を持っていますが、2008から連続に韓国の代表祭りに選ばれるほど有名な祭りであります。今や、韓国では国内最高の祭りと言われ2009年国際祭りイベント協会(IFEA)のPinnacle Awardsで3つの部分で受賞したグローバル的な祭りとして知られています。
  12年間、外国人の観光客の40万人を含み、約1500万人が訪れ、3,700億ウォン以上の経済効果をもたらしました。毎年7月の中旬ぐらいから始まり、4日間続きます。この祭りが人気である理由に泥の性能の事も挙げられます。泥にはミネラル、ゲルマニウム、ベントナイトが多量に含まれ、皮膚の美容にも効果が高いです。特にボリョン市の泥は世界5大干潟の海岸のものであり、イスラエルの死海より品質が優れていると言われています。
  また、祭りの期間中にはマッドゲーム大会やマッド扮装コンテスト、マッドマッサージ体験などマッドに関連した行事もあり、より楽しく祭りに参加できるという長所もあります。ゲームの種類は毎年新しく変わるので、何回行っても違う魅力が発見できます。誰でも簡単にできる娯楽の機能が中心になっているので、観光客の参与度も高いです。
  ゲーム以外でもマッドを使って楽しめる空間は多いです。セルフマッサージで細かく泥を塗る事も、マッドの全身マッサージ湯に入って全身に塗る事もできます。子供たちのために確保された安全なマッドの体験空間もあり、恋人同士、家族、友達など2人で楽しめる空間もあります。スリルがほしい人のために高さ12m、長さ44mのスライドも用意されていて若い人に人気のスポットになっています。この中で一番人気が高いのは大型マッド湯です。そこでは色んなゲームができて初めて会った人ともすぐ親しくなれるので多くの人に好まれています。
  マッド祭りは観光客が見るだけではなく、実際に参加するというのが大事です。マッドを塗って、走って、転んで楽しむのがこの祭りの規則であり、日常生活を忘れ、情熱を表出するのがマッド体験であります。それ以外にもマラソン、スキーの大会も進行されるなど独特で特別な経験をしたいと思っている人にぴったりのまつりであると思われます。
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