国際交流の騎手2

同志社大学台湾留学生会

王 正明(経済学部4年)

  同志社大学台湾留学生会会長、この肩書きを担当させていただくのは既に三年になった。よく振りかえって思い出すと、当時は責任の重大を感じて、恐縮な気持ちを持ち、先輩から会長の職に任せられたなぜかと言うと、それは台湾留学生会の成立当時、メンバーは僅か先輩一人だけだった。大変苦労されて、成立に至った台湾留学生会は4年前、ゼロからの始まりと言っても過言ではないだろう。
  ここ数年、台湾人留学生会の人数は一桁の1人、8人から2009年の今になって50人近くのメンバーを持ち、喜びの一方と同時にさらに重く責任とプレッシャーを感じている。留学生の皆様と初対面する毎年4月及び9月の新入生オリエンテーションの場では、皆様の顔では若干な不安と落ち着きがない表情が見えた。留学生の仲を深くさせ、お互いに交流しあえることを目指すと同時に、留学生の不安を少しでも解消したいと思い、私はこの留学生会の活動を務めた。
  留学生会4月に行われた歓迎会といったイベントを経て、不定期のイベントの行うことによって、皆様の表情の変化は明確に見えた。(例えば去年は工場見学、食事会、映画鑑賞会などは行われた)半年を経て、留学生の皆様は同志社への同感、京都への思いなどが建てられ、年末の忘年会の時になるとみんなは楽しそうな表情に変えた。このような変化が見え、これこそ留学生会会長を担当した醍醐味であるのではないかと思っている。
  また、留学生会会長を担当した契機で、他の学生より多く学校で行われたイベントを参加するチャンスが恵まれ、会長として、数多く有意義なイベントの参加が出来た。去年6月の世界学生環境サミットや二年前のpeace now 沖縄も、めったにない素晴らしかった経験であった。
  これらの留学生会長として務めた仕事はわたくし個人的に成長にとって、大変役立つものだと考えられるだろう。これからも留学生同士が共に支え、共に歩き、共に感じ。最高の留学生活を楽しめることを願ってます。学校と留学生会のお蔭で、留学の間に学校と学生の架け橋となるこの会長の職を担当させていただき、心から、感謝の意を込めて今回の感想文を終わらせたいと思います。

<「同志社大学職員英語クラブニュース第7号」(2009年5月30日発行)トピックスから転載>

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